新型コロナウイルス感染症の対策

PCR検査について

PCRはPolymerase Chain Reaction(ポリメラーゼ連鎖反応)の略で、ウイルスの遺伝子を増幅して検出する方法です。新型コロナウイルスにおけるPCR検査をする場合インフルエンザの検査と同様に鼻から綿棒を挿入し鼻咽頭の粘液や細胞を採取し、検査を行います。
また、唾液検体でも同様の結果が得られます。

検査結果は、検査する人数や検査のキャパシティにもよりますが概ね1日程度を要します。武蔵野市医師会では、2020年5月末よりドライブスルー方式でPCR検査を実施し、8月からは市内一部の医療機関において唾液検体によるPCR検査を行っています。
検査を受けるためには、武蔵野市医師会の会員であるかかりつけ医(武蔵野市内の診療所やクリニック)の診察により必要と認められた場合に行いますので、かかりつけ医にご相談ください。

PCR検査は有用な検査方法ではありますが、偽陽性や偽陰性の(実際の状態と反対の結果が出る)場合もあり絶対的なものではありません。臨床症状と合わせて慎重に判断する必要があります。状況に応じて、受診者にとって最良の方法をかかりつけ医から提案させていただきます。

下記の検査の流れを参考にしてください。